ホーム / 業界別 / モビリティ・輸送 / 車両部品の残存寿命予測
輸送・車両 残存寿命予測 公開データによる検証

車両ごとに部品の残存寿命を推定する

車両に搭載されたセンサーの記録から、部品の残存寿命を車両単位で推定するエッジAIです。

背景

同一の車種、同一の部品であっても、消耗の進み方は車両ごとに異なります。走行する路線、積載条件、稼働時間、使用される地域の気候。これらが積み重なった結果、同じ走行距離の車両が同じ状態にあるとは限りません。

一方、交換の基準は車種単位で定められることが一般的です。この基準は、最も条件の厳しい車両に合わせて設定せざるを得ません。結果として、多くの車両は余寿命を残したまま部品を交換することになります。

とはいえ基準を緩めれば、路上での故障が増えます。車両が営業所から離れた場所で停止した場合、修理そのものよりも、回送と工程の組み替えに要する費用の方が大きくなります。

台数が増えるほど、この判断の影響は累積します。フリート単位ではなく車両単位で残存寿命を把握できれば、交換時期の判断は変わります。

検証した内容

入力は、車両に搭載されたセンサーがすでに記録している値のみです。計測器の追加は要しません。

モデルは、対象部品の残存寿命を推定します。時系列データに適した軽量な機械学習手法 (リザバーコンピューティング) を基盤としています。

検証には、多数の車両の稼働記録と部品交換の履歴を含む公開データを使用しました。評価は、学習に用いていない車両に対して実施しました。各車両については、少量のデータを用いてモデルを当該車両に合わせています。

確認できたこと

学習に用いていない車両についても、残存寿命を車両単位で推定できました。フリート全体で共通の基準を用いる場合と比べ、個体差を反映した判断が可能になります。

本検証は公開データを用いた弊社内での検証であり、実運用環境での結果ではありません。

貴社のフリートでも応用できるかもしれません

同一型式の車両や機械を多数運用され、部品交換の履歴を保有されているのであれば、同様の考え方を適用できる可能性があります。

交換時期の平準化、部品在庫の適正化、稼働条件の厳しい個体の早期把握。こうした運用判断の裏づけとしてご活用いただけます。

貴社の稼働データがそのまま使用できる形式かどうかは、短いお打ち合わせ一回でおおよそ判断できます。

類似の課題をお持ちでしたら

弊社では2026年も、新規の実証実験 (PoC) プロジェクトを募集しています。既存のエッジハードウェア上で動作させる必要があるリアルタイム予測の課題をお持ちのお客様に、特に弊社の技術がフィットすると考えております。一度お話を伺わせていただければ幸いです。

PoCについて相談する
Imprint
Entrox Systems GmbH (in formation)
Pelkovenstraße 71, 80992 Munich, Germany
Managing Directors: Sebastian Baur, Daniel Köglmayr
Email: info@entrox-systems.com · Phone: +49 170 6936478
Commercial Register: Amtsgericht München, HRB number pending
VAT ID: pending
Responsible for content pursuant to § 18 (2) MStV: Tamon Nakano, Pelkovenstraße 71, 80992 Munich, Germany